自分の感動をどうすれば上手く相手に伝えられるのか

自分の感動が相手に伝わらない。どのように薦めれば相手も感動してくれるのでしょうか。

例えば、蔦屋などである映画をレンタルして見たとします。

それが思いの外、面白く、感動したとします。

次の日、この感動を友人に話したとします。「期待してなかったんだけど、すげー面白かった!お前も見てみろよ!」

しかし、相手は「へぇ」とそれほど自分の感動が伝わっていない様子。

結局、相手はその映画を見ませんでした。

ストレングスファインダーによると私は「ポジティブ」という強みがあるようでそういう人はいいと思ったものを誰かと共有したいと思うタイプだそうです。そのせいもあって「これを誰かに教えたい!」と思うことがよくあります。

しかし、上手く伝えられない。

なんとか上手く伝えて一緒のその感動を分かち合いたいと思うのですが、どうすればいいのかよくわからない状態でした。

”教えたいこと”

そんな時に読んだのが今回は紹介したい”「自分の言葉」で人を動かす”という本です。

この本の最初に冒頭のストーリーが書いてあるのですが、この部分を読んで「まさしく私のことだ!」と驚きました。

これを誰かに教えたいと思うことがあっても「これすごくいいよ」というようなことしか言えず、相手のリアクションが薄い。

ブログをやっていてそういう共有したいことがあっても上手く文章にできないし、それほど反応もない。

そういう悩みを持っていた私にとってこの本はうってつけの物のように感じました。

なぜ伝わらないのか

そもそもなぜ「伝わらない」のでしょうか。

本書の中には2つの理由が書かれています。

一つ目は「独りよがり」だから。

バレーボール好きの筆者がバレーボールを例にしてこのことを説明しています。延々と専門的なことが書かれているのですが、細かすぎてバレーボールのことを知らない人は内容がわからず、何がいいのか理解できない。

二つ目は「うそくさい」から。

「独りよがり」を防ぐために相手の反応が反応できるように、もしくはノーと言われないように話していたら内容が薄っぺらくなり、嘘くさくなると言います。

そうなると内容はわかっても共感できないし、行動も生まれない。

”着目”、”ポイント”、”理由”の3ステップ

言いたいことを伝えるために必要が視点、それは「教えたいこと」に着目することだと筆者は言っています。

そしてその「教えたいこと」を上手く伝えるために以下の3ステップで内容をまとめると良いそうです。

  1. 教えたいことはなんなのか
  2. 誰にどういうことを教えたいのか
  3. なぜそれを教えたいのか

一つ目は簡単です。「これはいい!」「なるほど!」と思ったことがそれにあたります。

二つ目はそれのどういったことを教えたいのかを考えます。映画が面白かったという話をしたい場合であれば、「こんな結末になるとは」「アクションシーンが派手」「音楽がかっこいい」など良いと思ったことがなんだったのかをまとめます。

この時に話す相手がアクションがあまり好きでないのならアクションシーンの話をしても共感してもらえないでしょう。相手の興味と自分がいいと思ったところの共通点が何かも考慮する必要があります。

三つ目は教えたい理由です。いきなり「教えたいこと」を語り出しても「なぜ急に?」と話を聞く前にハードルができてしまいます。教えたいと思うということはその教えたいことに感動したということだと思います。教えたい理由を伝えることで、感動した理由がわかり、話の内容に共感しやすくなります。

例えば、全く料理をしない、できない人が肉を美味しく焼けるという調理器具を使ったとします。料理の仕方がわからないのにこの器具を使ったらとても美味しいステーキができたとしたら、このことを誰かに教えたくなると思います。

この時に「”料理が全くできない”私でも美味しいステーキが焼ける」と言うことができれば共感しやすくなります。

相談してもらう

同じ出来事があったとしても人によって教えたいと思うポイントが違うと思います。

それはその人がこれまでどのように生きてきて、どういう考えをもっているのかによって変わるからです。

そのために教えたいことを中心に話をまとめるとあなたにしか言えない事、”あなただけの言葉”になります。

この”あなただけの言葉”が共感を生み、相手が動いてくれるというのが本書の要点です。

会社の上の方の人であまり尊敬できない人がいます。

その人は部下から報告を受けても興味のない反応をするか難癖つけてやり直しを命ずることが多いです。

部下の人たちも決裁権があるから報告しているだけで、困ったことがあって何か良い方法がないのか相談したくて報告するという感じではありません。

相談するということは自分にはない視点が欲しいということだと思います。つまり”その人だけの言葉”が必要なのです。

もしこの方が「以前、同じようなことがあって、こう対応したらダメだったからこうしよう」とか「戦略上、こうしようと思っている。だからこの件はこうしよう」というのを一緒に伝えていれば、”その上司だけの言葉”となり、共感できるし、相談しに行こうかと考えるのではないかと思いました。

Instagramやツイッターに何か投稿する際も基本的には「教えたい」という気持ちが始まりだと思います。

「教えたい」という視点から文章を組み立てるという方法は今の時代にもとてもマッチしている方法なのではないでしょうか。

iBooksはこちらから→「自分の言葉」で人を動かす

Posted from するぷろ for iOS.

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