トマト缶で家庭でも失敗しない基本のトマトソースを作りたい③

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家でも本格的なトマトソースを作れるようになりたいということでいろいろ取り組んでおります。

前回の記事の中でトマトの品種を変えて作ってみたらどうなるのかという疑問がありましたので、違う品種のトマト缶を使ってソースを作ってみました。

前回はトマトの種による乳化の作用と塩によって味がすごくまとめるということがわかりました。

作った方法

トマトホール缶 2缶
オリーブオイル 大さじ6杯
塩 小さじ1
砂糖 小さじ1

オリーブオイルを鍋に入れ、ちょっとあっためる。その後、トマト缶を入れ、とにかく煮詰める。

ある程度煮たら中身を潰し、さらに煮詰める。

写真のようになるまで煮詰めた。もはやペースト。

その後、フライパンにオリーブオイル大さじ1、バター大さじ1を入れ、このトマトペーストを大さじ2いれて、茹でたパスタを入れた。

結果

今回は前回とは違う品種で作ってみました。cherry tomatoと書いてあり、写真から判断するにミニトマトのような品種のなのだと思います(とにかく前回と違う品種ということを重視し、品種に関する調査はなしw)。

トマトを潰してみると分離していたオリーブオイルとトマトが乳化して混ざり合いました。トマトの種付近に含まれているペクチンという成分が乳化作用を持っているらしく、やはりタネは取り除かないほうがいいですね。
トマトのタネを潰す前

トマトジュース?がある状態で味をみてみましたがかなり酸っぱかったです。
これは品種の違いからくるものなのでしょう。

しかし煮詰めてペースト状にしたらかなり味が濃くなりました。塩や砂糖は別に入れなくてもよかったかもしれません。
また、前述の酸っぱさはなくなり、濃いトマトの味がするものになりました。

このトマト缶はトマトに皮がついたままだったのですが、これがけっこう邪魔。トマトソースを作るときは皮がないものにしたほうがいいですね・・・。

最後にパスタにしてみましたが、ペースト状にしたことでソースとなって麺に絡みにくい状態でした。もっと絡みやすいような工夫が必要です。茹で汁では伸びませんでした。
今回のトマトソースで作ったパスタ

わかったこと、次回に向けて

  1. 次回は皮がないものを使う。もしくは濾す。
  2. 次回は煮詰め過ぎない
  3. ソースっぽいものを作るためにこのペーストでトマトクリームパスタを作ってみる。(味が濃いから美味しそう。)

家で作るトマトソースは味がうすいという認識があったためにかなり煮詰めてしまいました。煮詰めすぎるともはやソースではないですねw

作ってしまった分は何か有効利用できないか考えようと思います。牛乳か生クリームを入れてトマトクリームパスタを作ればペーストの味も濃いのでいい感じになるかもしれません。

2017/09/17追記:これまでの実験の結果、現時点で1番美味しかったレシピをクックパッドに公開しました。

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