Shapr3Dの新機能!「アライメント(Alignment)」と「拡張現実(AR)プレビュー」
ここ最近Shapr3Dがアップデートされ、二つの機能が追加されました。
二つのモデル簡単にくっつけることができる「Align」と作製した3Dモデルを拡張現実を使ってプレビューできる「拡張現実(AR)プレビュー」の機能です。
今回はとても大きな変更が加えられたと思います。
特に拡張現実プレビューの方はiPad Proで追加されたLiDARを活用するという意味でもshapr3Dをまたひとつ違う次元に押し上げるアップデートだと思います。
今回はこの二つの新機能をご紹介したいと思います。
2つのモデルをちょうどよくつなげる「アライメント(Alignment)」
まずはアライメント(Alignment)という機能です。
これは複数のパーツを組み合わせて一つの3Dモデルを作製するときに活躍するであろう機能で、2つの3Dモデルの任意の面同士をくっつけるという機能になります。
私の場合は、アクセサリーを作っているので複数のモデルを作製することが今のところがないのですが、微妙な角度になっているモデル同士をくっつけるという作業は結構めんどくい作業でした。
角度を距離計算してそれに合わせて、変形、移動をしなければなりませんでした。
しかし、この「アライメント」が追加されたことで別々に作ったモデル同士をくっつけることがとても簡単になりました。
「ギターを指輪にする」というモデリングの中で「アライメント」を実際に使用していますのでぜひ合わせてご覧ください。
この「アライメント」は「変形」の中にあります。
拡張現実(AR)プレビュー
続いて「拡張現実(AR)プレビュー」です。
これはShapr3Dで作った3DモデルをiPadのカメラを使ったARでプレビューできるという機能です。
これはかなり画期的で、すごく使える機能だと思います!
私は3Dモデルを作っている時にその実際の大きさをなかなかイメージできない場合が多いと感じていました。
その悩みを解決してくれる機能だと思ったからです。
実際にARで3Dモデルを表示させると以上の画像のような感じになります。
カメラ内での3Dモデルは指2本でピンチイン、ピンチアウトすると大きさを拡大、縮小ができます。また、指一本で触ると位置を動かせます。
これまでは実際に3Dプリントしてみてからもっと大きくすればよかったかな、と思うことがありましたが、ARで100%の大きさで表示させればプリントせずともイメージができます。
iPadだからこそできる素晴らしい機能ですし、他の3Dモデリングソフトでは真似できない機能だと思います。
ちなみに、iPad Pro2020の場合はLiDARセンサーが搭載されているため、ARをより扱いやすくなっていると思います。
Apple Pencilが使えるiPadであればShapr3Dを使用できますが、LiDARがあると前後関係を把握して3Dモデルを配置しやすくするだけなので、iPad Proでなくてもこの拡張現実でプレビュー機能は有効に使えるのではないでしょうか。
以上です。
このブログではShapr3Dに関する情報を定期的に掲載しています。
私の場合はShapr3Dでアクセサリーを設計していますが、その使い方は皆さんのお役に立てるのではないかと思います。
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