Shapr3DがアップデートでApple Pencilがなくてもマウス、トラックパッドでモデリングできるようになった!
大型アップデートです。
iPadだけで3Dモデリングができてしまうアプリ「Shapr3D」はApple Pencilが必須のアプリでした。
しかし、11月にアップデートしてトラックパッドやマウスでもモデリングできるようになりました!
iOSのアップデートでトラックパッド、マウスが使用できるようになったため、それに対応できるようになった形ですが、これでShapr3Dの裾野が大きく広がりました。
今回はトラックパッドを使うとモデリングはどんな感じなのか、レビューしたいと思います。
Shapr3DがどんなiPadでも使えるようになった!
Shapr3DはiPad用3DモデリングアプリでiPad単独で3Dモデリングができるというとても優れたアプリです。
ただ、Apple Pencilがないと使用できなかったので誰でも使える代物ではありませんでした。
それがなんとiOSのアップデートでトラックパッドとマウスをサポートするようになったことをうけて、Shapr3Dでもマウス、トラックパッドが使えるようになり、Apple Pencilを持っていなくても3Dモデリングができるようになりました!
これはかなりの大型アップデートと言えるのではないでしょうか。
iPad ProなどApple Pencil対応端末を所有していてもAppleペンシルを持っていないという方も多かったと思います。
トラックパッドは持っていなくてもBluetoothのマウスを持っているという方は多いと思うのでこれでShapr3Dを使える用になる方はとても多いのではないでしょうか。
Shapr3Dの詳しい説明はこちらの記事でしていますのでもしよろしければご覧ください。
トラックパッドでモデリングをする。
ということで、今回はトラックパッドを使ってモデリングしてみて、その実力を体験してみようと思います。
今回はこのような不思議な形のネックレスを作りました。
スケッチは複数回タップが必要
直線や長方形などスケッチを描く際は2回のタップが必要です。
開始するときにタップ、終わるときにタップという感じです。
初めはトラックパッドを押しながら動かせばいいのかと思いましたが、そうではなく、タップ2回でした。
パソコンで3DCADを操作する際はこのような操作をするのかもしれませんね。私はパソコンの3DCADを操作したことがないのでわからないのですが、もしそうなら逆に操作しやすいという方も多いかもしれません。
視点移動はやりやすいか
視点移動する際はトラックパッドを2本指でなぞります。
ただ2本でなぞるだけだと角度が変わらず位置だけが変わります。
シフトを押しながらなぞると角度が変わります。
またトラックパッドでピンチイン、ピンチアウトすると拡大、縮小です。これは直感的ですね。
指1本で画面を触ると角度が変わり、2本で触ると位置が変わりますが、これに比べるとフレキシブルな動きではないので逆にみたい角度から3Dモデルを見れるかなぁと思いました。
またショートカットでシフトを押しながら1から6のどれかを押すとフロント、上部、下部など規定の角度に一発で動くのでこれもわかりやすくてよいかなぁと思いました。
ショートカットも用意されている
Magic Keyboardの場合、当然キーボードもありますのでショートカットがキーボードに割り振られています。
視点移動のところでも書きましたが、シフトを押しながら番号を順番にタッチするとそれぞれの視点に一瞬で移動できます。
使えるショートカットも少ないですが、画面をタッチすることなく作業を進めることができます。
本格的にトラックパッドとキーボードでモデリングしたい方にとってはまだまだ不十分な感じがしますが、今後に期待ですね。
トラックパッドでのモデリング作業の動画
coming soon
Apple Pencilを持っていない人には朗報
いかがでしたでしょうか。
以前からShapr3Dに興味があったけどApple Pencilがなかったから使えなかったという方には素晴らしいニュースなのではないでしょうか。
Shapr3D自身も言っていますが、Apple Pencilの方が直感的で素早いモデリングができるのは間違いありません。
ですが、Apple Pencilも高いものなので、まずは家にあるトラックパッドかマウスをペアリングしてShapr3Dを使用してみて、使えそうならApple Pencilを購入して作業の効率化を図るというのも一つの手ではないでしょうか。
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