トマト缶で家庭でも失敗しない基本のトマトソースを作りたい①
イタリアンの基本といえばトマトソースというイメージがありますが、美味しいトマトソースが作れればパスタやピザやスープなどいろいろなものを美味しく作れます。
一度にたくさん作れて安くできるのでこれまで何回か自宅でトマトソース作りに挑戦していました。
しかし、家でトマトから作るとなぜか水っぽく、薄っぺらい味のトマトソースになってしまいました。
なんとかお店にでるトマトソースのようなものを作れないか試行錯誤し、日本のスーパーによく売っている品種ではない違うものを使えばもっと美味しくなるのではないかと仮説を立てました。
トマト缶なら違う品種のものがかんたんに手に入ると思ったので今回はトマト缶でチャレンジしてみました。
参考にしたレシピ
基本的には以下のレシピを参考にさせていただきました。
変更点
参考にしたレシピと変更した点は以下の通り。
- トマト缶は住んでいるところの近くで買えるイタリアからの輸入品
- 全体的に量を2倍
- 玉ねぎは買えた最低量が大きめのもの2個だったのでこれを使用
結果
まず、玉ねぎを炒め、トマト缶を入れ煮込んでいきました。この状態で味見を定期的にしましたが、トマトの酸味は若干するものの、後味は水っぽく、味が薄い印象でした。
大きめな玉ねぎをふたつの使ったので、玉ねぎに味が負けてしまったという可能性もあります。
味が薄いと感じたのでどんどん煮詰めていきましたが、この水っぽい感じは消えませんでした。
この段階でコンソメスープの素を入れてみたところ、この水っぽい感じはなくなり、後味もしっかりとあり、薄っぺらい感じはなくなりました。
ただ、全体的にトマトの味が薄く、甘みが強い印象がありました。これは玉ねぎの量が多すぎたことによるものだと思われます。もっとトマトの酸味が強く出た方が美味しいような気がします。
また、今回はハーブ系の調味料は一切入れませんでした。これによって味がトマトソースっぽくなくなるということはなかったのでハーブ系調味料はなくても問題ないと思われます。
ハーブを入れることでクセをつけて味に個性をつけるというのが目的なのかもしれません。
わかったこと
- 煮詰めた方が水っぽい味はなくなる
- コンソメを入れることで味に厚みがでる
- ハーブ系調味料はなくてもトマトソースの味になる
- トマト缶でも煮詰めなかったり、コンソメスープを入れなければ薄っぺらい味になる
- 玉ねぎは入れすぎるとトマトの味が弱くなるし、ぜんたいてきに甘めの味になる
今回は何食か分作れたのでこのソースを使ってパスタやスープなども作ってみてどのような料理方法が良さそうなのかも確認してみようと思います。
また、感想としては美味しかったのですが、やはりもう少しトマトの酸味が強く出た方がいいような気がするので次回はもっとトマトの酸味が出るにはどうすればいいのか考えたいと思います。
また、お店で出てくるトマトソースがどのような味だったのか、目標とする味ももう少しはっきりさせようと思います。
第2回へ続く。
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