サクラクラフトラボ001の書き味が悪いので他社のリフィルに変えてみた。
これなら使ってもいいかな?!
サクラクラフトラボといえば“書く”を楽しむ大人のためにデザインされた文房具。
これまで4種類のペンが発売されていますが、私は001と003を使っています。
正直、メインのペンとしては使っていないのですが、それは書き味がイマイチだからなんです。
それでもなんとか使っていって自分の好きな経年変化を楽しみたいなぁと思っていたので、サクラクラフトラボ001で思い切って違うメーカーのリフィルに交換してみました。
ちなみに001sも同じリフィル構造なので同様に適用できますよ!
経年変化を楽しむサクラクラフトラボ
サクラクラフトラボは書くことを楽しむというコンセプトで、そのためのひとつの演出なのだと思いますが、経年変化を楽しめるようなデザインになっています。
SAKURA craft_labこれまで4種類のペンが発表されていますが、その中でも001が発表された時はすごいのがでた!とかなり感銘を受けてすぐに購入しました。
001の大きな特徴は金属のブラスと樹脂のアクリルを組み合わせたデザインです。
ブラスの部分は使うほどに酸化され、色が変化していくというわけです。
また、インクの色にもこだわっていて、一見、「黒」なのですが、よく見ると「青っぽい黒」、「緑っぽい黒」など、アクリル樹脂の色に合わせた黒色になっていて、万年筆のインクのようなコンセプトになっています。
ちなみに公式のリフィルはネット通販ではなかなかないようですね。東急ハンズやロフトなどでは売っていますが。こちらのページで取扱店舗を検索できます。
SAKURA craft_lab 001私の001もかなりエイジングが進んでこんな事もやっています。
公式のリフィルはインクの“出”が安定しない
そんなコンセプトが気に入って使ってきたわけですが、どうにも気になることがあるんです。
それはインクの出が安定しないことです。
かすれるんです。
写真はテレワークの感想を書いている記事の下書きのマインドマップですが、左側の部分でかすれている部分が多いです。
私の使い方が悪いのかもしれませんが、これまで幾度となくこのような症状が現れては新しいリフィルに変えていました。
このマインドマップを書いている時にあまりにもかすれるので嫌になってリフィルを交換することにしましたw
形状が似ている「uniball one(ユニボール ワン)」のリフィル
その交換相手に選んだのが「uniball one(ユニボールワン)」というボールペンです。
ユニボール ワン | ユニボール ワン | ゲルインクボールペン | ボールペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社独自の顔料をつかったゲルインクを採用し、これまでのゲルインクボールペンよりも発色が良くなっているというものです。
その発色の良さのために黒い紙にこのゲルインクの黒で文字を書いてもなにを書いているのかわかるほど。
これまで高級路線のペンが好きでそういうペンしか使ってきませんでしたが、結局、日本製の一般的なボールペンの方が書き味が良いのではないかと思っていたところがあったのと、本当はサクラクラフトラボ003のリフィルを変えたいという思いがあり、いろんな種類のボールペンを購入していました。
このユニボールワンを気に入った理由はそのインクの色の数と色のコンセプトがサクラクラフトラボ001と似ていたという事もあります。
なんとグリーンブラック、ブルーブラックなど001と同じようなものがあるんですw
実際は001ほど黒くはないんですが、そういう色彩感覚もいいですし、書き味も悪くなく、何より、書いていてかすれたりしないこともよかったです。
サイズが違うのでカットしてイン!
そしてこれもたまたまですが、リフィルの太さもほぼ一緒だったんです。
サクラクラフトラボ001は外径約5.4ミリ、ユニボールワンが外径約5.8ミリだったんです。
試しに001に入れてみたらスッキリ入ったんですね。
もうこれはやるしかないとw
太さは問題なかったのですが、長さが合いませんでしたので、これは素直にカットしました。
ご覧のように新品ではインクの位置がぎりぎりなので少しつかってから001に転用した方が良さそうです。
この状態で001に入れてみたら若干ペン先からはみ出していたのでカッターで長さを微調整して完成しました。
ちゃんとペンの出し入れもできましたし、書いているときにペン先がうごくという事もありませんでした。
ちなみに003にも入れてみましたが、惜しくも入りませんでした。
無印良品のリフィルも使えた。※カット必要
無印のリフィルもほぼ同じような形状でした。
何もしないと長さが長く、入らないので、長さを合わせてカットする必要があります。
新品のインク満タンの状態でカットしてもインクが漏れないような位置なので購入後そのままカットして問題ありませんでした。
無印のボールペンは「さらさらかけるゲルインキ」と「ゲルインキ」の2種類があり、若干形状が違うようです。
私が購入したものは0.38mmのサイズがある「ゲルインキ」の方にしましたが、「さらさらかけるゲルインキ」の方も見た感じでは使えそうです。
詰め替えるペン。 | 無印良品他にも互換性があるリフィルがあるようです。
これで自分でも妥協できるリフィルに001を変更できたので、これから使い倒してもうすこし理想のエイジングができるように頑張ろうと思います。
いろいろネットで探してみるといろいろと試されている方も多いようですね。こちらも参考になります。
ジェットストリームのリフィルも使えるようです。
ちなみに本当は003のリフィルを変えたいと思って始めた事なんですが、003については互換性リフィルについて情報がありませんでした・・・。
なんとか良い方法はないものか・・・・。
まぁとりあえず001についてはこれだけ情報があればお好みのリフィルを使うことができるのではないでしょうか。
安心して経年変化を楽しめそうですねw
001、001s、002で他社のリフィルを使えるようにするリフィルアダプターを作りました!
リフィルを加工して使うということがやっぱり嫌だったので他社のリフィルをそのまま使えるアタッチメントを作りました!
これでジェットストリームも使えます!
ちなみに同じリフィルを使っている001S、002でも使えます。
003アルミでも他社のリフィルを使いたい。
サクラクラフトラボでは003という太めのデザインのものもあります。
前述のように003のリフィル互換性に関する情報はあまりありません。
一応、そのままは使えませんが、長さを調節すれば他社のリフィルも使えるものがありそうです。
長さをカットするのがめんどくさい、カットできる長さまで使うのがめんどくさい、ということで自分で他社のリフィルを使えるようにするためのリフィルアダプターも作製しました。
こちらの記事にまとめましたが、ジェットストリームをはじめ、色々なリフィルを使えるようになり、インクの出も安定したので003も使いやすくなりました。
005でもリフィルアダプターあります。
さらに005でもリフィルアダプターを作りました。
ちなみに005と003は同じリフィルなのでサクラクラフトラボのリフィル同士でお互いのリフィルを使えますが、かすれやすいという問題は変わらないのであまり意味はありませんね。
リフィルアダプターは構造上003と005を共有化させることが難しかったので、別々のものになっています。
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