ELLEGARDEN「風の日」をジャズ風にリハーモナイズする。

音楽

以前の記事でELLEGARDENの「風の日」のAメロを基本的なリハーモナイズの技を使ってアレンジを変えてみるということをやってみました。

今回はもう少し具体的なリハーモナイズをやってみようということで、リハーモナイズについて書かれた本に書かれた流れに沿って同じメロディをジャズ風にアレンジしてみようと思います。

ちなみに私も音楽理論を勉強中なので間違っていることをやっているかもしれません。しかし、 間違ったこともあえて載せることで得られるものもあるかなぁと思い、やったことは基本的に載せていこうと思っていますので、その辺りはご了承ください。

今回参考にした書籍

今回はこちらの書跡を参考に作業を進めます。

音源

STEP1 セカンダリードミナントを配置する準備をする。

ジャズというのはテンションを連発するとジャズ感が出るそうです。テンションというの調性感を損なわずにスケール外の音を使用できるコードだそうです。

また、セカンダリードミナントというコードを使用してもスケール外の音を使用できるということでセカンダリードミナントを利用するというのもジャズ感を増す方法なのだとか。

セカンダリードミナントを使用する場合はⅤ→Ⅰというコードの流れ、キーCでいうとG→Cという流れがあると導入しやすく、また、いろいろなコードが使用されている方が良いそうです。

Ⅴ→Ⅰというコードの流れのことをケーデンスと言います。

オリジナルのコード進行だけでケーデンスを増やすことは難しいので、セカンダリードミナントを導入してケーデンスを増やしていく、セカンダリードミナントを導入するために色々な種類のダイヤトニックコード(そのキーの基本となるコード)があった方が良いので、ダイヤトニックコードの種類を増やすために同じコードの機能を持つものに置き換えていきます。

コードの機能というのはトニック、サブドミナント、ドミナントのことです。

「風の日」のAメロのオリジナルのコードはこちらです。

F → G → C → C

F → G → C → C

F → G → C → Am

F → G → C → C

トニックであるCが連発されていますのでこの部分をこの様に変更してみました。

F → G → Am → C

F → G → Am→ C

F → G → Em → Am

F → G → Am → Am

ダイアトニックコードの中でトニックの機能を持つコードはⅠ、Ⅲm、Ⅵmです。キー CでいうとC、Em、Amとなります。

それぞれを実際に鳴らしてみて個人的にしっくりきたのがこのコードでした。

最後の4小節は同じコードを2回続けた方が全体としてしっくりくる様に気がしたのでこの様にしてみました。

STEP2 セカンダリードミナントを配置する。

ダイアトニックコードを増やしたので実際にセカンダリードミナントを入れていきます。

ただ機械的にダイアトニックコードの前にセカンダリードミナントを導入するとこのようになります。

F△7 D7 → G7 E7 →Am7 → C△7 C7

F△7 D7 → G7 E7 →Am7 → C△7 C7

F△7 D7 → G7 B7 →Em7 E7 → Am7 C7

F△7 D7 → G7 E7 →Am7 E7 →Am7

アンダーラインの部分がセカンダリードミナントの組み合わせです。矢印は小節の変わり目を表しています。

トニックであるC△7は普通にこの曲のⅠのコードなのでセカンダリードミナントはありません。

これを鳴らしてみるとちょっと違和感を覚える部分があったのでこの段階では以下のようにAm7のセカンダリードミナントE7を無くしました。。

F△7 D7 → G7 →Am7 → C△7 C7

F△7 D7 → G7 →Am7 → C△7 C7

F△7 D7 → G7 B7 →Em7 → Am7 C7

F△7 D7 → G7 → Am7 →Am7

STEP3 テンションでジャズ感を高める

ジャズではテンションコードを入れることが重要。

例えばⅤ7にテンションを付けないで演奏することは稀だそうです。

作業としてはまず、ドミナント7th(Ⅴ7)の前にⅡm7を追加します。

また1つ前のステップで追加したセカンダリードミナントもドミナントⅤ7とみなし、そのコードのⅡm7を追加します。

こうするとⅡm7→Ⅴ7というジャズでよく使われるツーファイブ進行となるからです。

さらにサブドミナント(Ⅱm7、Ⅳ△7)があればその後ろにⅤ7を追加できます。これもツーファイブ進行を作るための作業になります。

この容量でコードを追加していくとかなり忙しくなりますのでセンスで取捨選択していく必要があるということですが、正直、何がいいのか、わからないですねw

私は以下のようにしました。

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 D7(9, 13) → G7(♭9, ♭13) → Am7 → C△7 Gm7 C7(9, 13)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 D7(9, 13) → G7(♭9, ♭13) → Am7 → C△7 Gm7 C7(9, 13)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 D7(9, 13) → G7(♭9, ♭13) Gm7 B7(♭9, ♭13) → Em7 → Am7 Gm7 C7(9, 13)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 D7(9, 13) → G7(♭9, ♭13) → Am7 → Am7

ただ、1つ目のF△7→G7という進行は忙しい感じになってしまうのでG7を無くした方がいいように思います。

ちなみに9thや13thを使ったテンションコードを簡単に覚える方法がこちらのサイトに載っており、とても分かりやすかったです。

テンションコードの作り方

STEP4 ♭Ⅱ7は“ジャズ感”の要

さらにジャズ感を高める方法としてドミナント7thを♭Ⅱ7に変換するというリハーモナイズもあるそうです。

♭Ⅱ7はドミナント7thと同じトライトーン(キーCであればシとファ)をもち、ドミナントと同じ機能を持っているためにこのような変換ができます。

さらにⅡm7→Ⅴ7→Ⅰの進行のドミナント7thを♭Ⅱ7に変換するとⅡm7→♭Ⅱ7→Ⅰとなり、ルート音が半音ずつ下がるという進行になり、コード進行がスムーズな進行になるという利点もあります。

ちなみに解決感はⅡm7→Ⅴ7→Ⅰの方が強いそうです。

これまでの進行の中でいうと、例えば、2小節目にG7があるのでこれをD♭7に変換する、ということになると思いますが、こうすると次の3小節目がAm7なのでⅡm7→♭Ⅱ7→Ⅵm7となり、半音ずつ下がるという流れにならないので微妙なのかもしれません。

一応2パターン考えておきました。

パターン1は2小節目G7をD♭7に変更する。

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 D7(9, 13) → D♭7(♭9, ♭13) → Am7 → C△7 Gm7 C7(9, 13)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 D7(9, 13) → D♭7(♭9, ♭13) → Am7 → C△7 Gm7 C7(9, 13)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 D7(9, 13) → D♭7(♭9, ♭13) Gm7 B7(♭9, ♭13) → Em7 → Am7 Gm7 C7(9, 13)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 D7(9, 13) → D♭7(♭9, ♭13) → Am7 → Am7

パターン2、1小節目4拍目のD7をG♭7に変更する。(もともとここのD7はG7のセカンダリードミナントで、G7をⅠ7とみた時に♭Ⅱ7はG♭7)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 G♭7(9, 13) → G7(♭9, ♭13) → Am7 → C△7 Gm7 C7(9, 13)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 G♭7(9, 13) → G7(♭9, ♭13) → Am7 → C△7 Gm7 C7(9, 13)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 G♭7(9, 13) → G7(♭9, ♭13) Gm7 B7(♭9, ♭13) → Em7 → Am7 Gm7 C7(9, 13)

F△7 G7(♭9, ♭13) Am7 G♭7(9, 13) → G7(♭9, ♭13) → Am7 → Am7

STEP5 分数コードでスムーズなベース・ラインを作る

STEP6 サブドミナント・マイナーで楽曲に彩りを加える

一応、本の中にはステップ5と6がありますが、ここまで変えてくるとどこを使えばいいのか分からなくなってきたのでここでは省略しようと思います。

もっとレベルUPしたら帰ってきます・・・。

STEP7 ペダルポイントで楽曲にコントラストをつける

coming soon

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Posted by yoshihiko_t