Apple Books(iBooks)、Kindle、Koboを比較して電子書籍読むならどれが1番いいのか。
電子書籍が一般的になって久しいですが、海外にいる人にとってはすごい便利な存在です。
私も2019年3月まで中国で働いていましたが、かなりお世話になりました。
電子書籍がない時代は日本語の書籍を購入したくてもなかなか手段がなかったと思います。日本から持って行くにしても荷物がかさばります。
私も読書はほとんど電子書籍でしています。昨年一年間で180冊ほど本を読みましたが、9割は電子書籍です。
メインで使用しているのはアップルのApple Books(iBooks)、アマゾンのKindle、楽天のkoboですが、私なりにどのプラットフォームが便利なのか紹介したいと思います。
私の読書環境
電子書籍はどこで買うのが良いのかを語る前に私がどのような本を読んでいるのか紹介したいと思います。この前提によっては参考にならない人もいると思います。
- 過去1年間で読んだ本は漫画を除いて180冊ほど。
- 9割は電子書籍
- 読む本の種類は8割がビジネス書、2割が小説(漫画は小説の半分くらいでしょうか)
- だいたい出たばかりの本から選んで購入する。中古は買わない。
- 本を読む方法はフォトリーディング、時々レゾナンスリーディング。小説はフォトリーディングだったり普通に読んだりです。
- 読書中にマーカーなどは一切しません。
- ビジネス書を読むときは読書記録を一緒に書きます。
- 端末はiPad Pro12.9インチ
①ストアの充実度
まずは売っている電子書籍で比較してみます。
こちらのサイト様でとても参考になるデータがありましたので紹介します(2018年1月9日時点)。
ちょっとデータは古いですが、ストア毎の蔵書数です。(2021/8/9追記:最新の蔵書数がうまくまとまった情報が現在ないため、参考程度でご覧ください。)
こちらを見ると条件はいろいろとしてKindleが64.4万冊で最も多く、次いでkoboが53.1万冊で2位と言っても良さそうです。
一般的なイメージでもこのような順位で問題なさそうな感じがします。
実際に本を購入するときもアマゾンKindleが最も本の量が多く、発売も早いです。
koboもそれほど不満は感じないと思います。
ただ、Apple Booksはこの二つに比べると充実度がかなり悪いです。本数も少ないと感じますし、発売も遅い。Apple Booksで発売が1ヶ月先でもKindleやkoboを見るとすでに販売しているというケースが多いです。
例えば、ジャンプ、ヤングジャンプなどの集英社のマンガは発売が1ヶ月遅れです。(koboも1ヶ月遅れのようです。)
Apple Booksの蔵書数は公表されていないのかわかりませんでした。
②電子書籍の価格
次に価格ですが、価格が1番優位なのは断然koboです。
koboでは頻繁にクーポンを発行しており、直接値引きされたり、ポイントが10倍になったりします。
複数冊買う場合に適応されるクーポンもあり、感覚的に3割は値段が安くなると思います。セール品でなくてもです。
(2019/05/15追記 現在ではクーポンはまだありますが、執筆当時ほどのクーポンの量ではなくなっています。)
Kindleはこれほどまではいかなくてもセールをやっていたり、ポイントも貯まります。紙版との価格も比較できるようになっていますが、紙版よりも電子版の方が安いことが多いです。
ただ、Kindleの場合はKindle unlimitedというサービスがあり、これは毎月980円支払うと対象の本が読み放題というものです。最新のビジネス書、小説はあまりないですが、対象本の中で読みたいものがあればあるほど得をします。ビジネス書であれば一冊読めば元がとれます。
キンドルアンリミテッドについて詳しくはこちら(アマゾンのページへ飛びます。)
Apple Booksはほとんど安くなりません。セールは一部の書籍でありますが、それほど多くない印象です。
ただ、家族とも本を共有することを考えるとApple Booksが断然便利です。
家族のアカウントを連携させることができ、家族が購入した本を他の家族がダウンロードすることができるからです。
新しい電子書籍を安く買うならkoboが断然いいですね。家族と本を共有したいのであればApple Booksですね。
家族で共有すれば一人当たりの本の値段を安くできるので、お得です。
あと、意外と重要なのが、ストアの本の表示方法。koboもKindleも新作を頭においてあとは購入履歴からオススメを表示するようになっています。
しかし、Apple Booksは購入履歴なんて関係なく、新作の本とカテゴリー毎にいろいろとセレクションを企画して表示させています。
いやミス特集やどんでん返しがある小説、ビジネス小説などです。
kobo、Kindleはいかにもネットショップという感じですが、Apple Booksは本物の本屋さんに近いような気がします。
③端末の使用感
キンドルもkoboも専用の端末が発売されています。
どちらも電子ペーパーを使用したモデルとなっています。
この他にアンドロイドのタブレットや iPad、iPhoneでもアプリをダウンロードをすると読むことができます。
Apple Booksの場合はiPhoneやiPadなどのAppleのスマホやタブレットなどを使わないと読むことができません。
電子ペーパーの場合は表示色が白黒になりますが、電池の持ちがすごく長いというメリットがありますし、目が疲れにくいという特徴がある様です。
さらに電子書籍を読むことに特化した端末なのでとても軽く、持ち運びやすいと思います。
タブレットは液晶画面なのでカラーであると同時にバックライトを使う関係で電池の持ちが悪いです。
高性能なタブレットほど重たくなり、持ち歩くのが大変です。
私の場合はiPadを使用しており、アプリをダウンロードするとキンドルもkoboもApple Booksも読むことができるのであえてキンドルやkoboの端末を買っていませんし、買う予定は特にありません。
ただ、何事も専用のものを持っていると作業効率が上がるので本をたくさん読みたいという方はキンドルやkoboを購入された方が良いと思います。
色は白黒ですが、世の中の本は、マンガも含めて、白黒なので特に気にならないでしょう。
端末自体はほとんど機能は同じ様ですので、Kindle vs koboで言うならば、Amazonと楽天のどちらが好みで選ぶのがいいと思います。
ただ、Kindleの場合は、一部モデルで4G通信対応モデルがあり、しかも通信量をAmazonが負担してくれます。また、広告付きのモデルというものもあり、端末代が少し安くなります。
楽天ポイントをめちゃくちゃ貯めているという方でなく、楽天に愛着がないのであればAmazonのKindleの方がいいのかなというのが私の印象です。
また、電子ペーパーは白黒ですから、写真などがたくさん載った雑誌を中心に読んでいきたいという方はタブレット端末を使用した方が良いでしょう。
ちなみに雑誌を中心に読みたいという方は楽天マガジンやdマガジンといったサブスクリプションのサービスもあります。これはアプリをダウンロードして登録するものなのでタブレット端末やスマホがあれば利用できます。
iPhone(スマホ)とiPad(タブレット)で比較した場合は?
上記はタブレットタイプの端末で電子ペーパーがいいか、液晶画面がいいか、という比較でしたが、iPhoneとiPadなどスマホとタブレットで比較するとどちらが良いでしょうか。
スマホ、タブレットの場合はアプリをダウンロードして、キンドルもkoboも楽天マガジンもdマガジンも利用できますが、私の場合は当然ですが、おすすめはiPadなどのタブレット端末です。
画面に合わせて大きさが調整されますが、iPhoneの場合はやはり一目に入る情報量が圧倒的に少ないです。
意識していなくても周辺視野に入る文字がある程度ないと読むスピードが上がらないように思うからです。(フォトリーディングという読み方に慣れているせいもあるかも知れません。)
だからといって大きければいいかというとそうでもないですね。
今はiPad Pro12.9インチを使って電子書籍を読んでいますが、この大きさで画面を縦にすると視野に入る感じがどうもしっくり来ません。
ですので大きすぎても良くないかもしれませんが、基本的に読書はiPadなどのタブレット端末で行った方が良いでしょう。
④アプリの使用感
最後にそれぞれのプラットフォームの電子書籍リーダーアプリについてです。
私の場合はフォトリーディングを活用しているのでリーダーの使用感はかなり重要です。
フォトリーディングでは本全体をパラパラと1ページ1、2秒で眺めていくという工程がありますが、この工程の際にKindleはページ送りがスムーズに行かず、かなりイライラします。
iPad Pro10.5インチ以降はこの部分が改善され、気にならなくなりましたが、まだちょっと止まる時があります。
また、Kindleの場合、ページ数が少し奇妙です。200ページくらいの本でも1400いくつというような表示のされ方をします。まぁ、場所がわかれば桁数はどうでもいいような気もしますが、なんとなくこの表示が嫌いです。
フォトリーディングは本全体をいろいろと飛ばしながら前後に行ったり来たりします。
そういう点でkoboはかなり不便で本全体でどの位置にいるのかはわかりますが、バーをスクロールして好きなページに移動するということができません。
KindleとApple Booksでは画面のしたの方にページ位置を表すバーがあり、それを使うと好き勝手にページを移動することができます。
私にとってリーダーで最も使いやすいのはApple Booksです。
ページ数も普通の数字で表示されますし、本の中を移動するバーも表示されます。本全体をパラパラみても止まることはありません。
さらに読んでいる環境が暗くなると自動で画面が暗くなり、眩しくないように切り替えてくれます。
また、これはApple Booksではリーダーアプリの中に電子書籍ストアがあり、電子書籍を購入したらすぐに読書画面に遷移できます。
(以前はKindleでもできましたが、アップルが規約でApple Books以外でこのような仕様を禁止しました。)
プラットフォームの元締めだからできる技ですが、それだけあって便利さは抜群です。
Apple Booksでは読書の時間や読んだ本の数を記録してくれるようになっています。koboでも同じような機能がついています。
読書を習慣化したい方には良い助けになるかもしれません。
私のおすすめはiPad、Apple Books
ストアの充実度はKindle、価格はkobo、リーダーの使用感はApple Books、というそれぞれの長所がありますが、私の場合はリーダーの使用感の優先度が高いためApple Booksがおすすめです。
あまりApple Booksはいい評価を得ていないようにも思いますが、使用する環境によってはこうなることもあるということだと思います。
また、本の表示のさせ方もApple Booksの方が好きです。
私の興味にしたがって本を表示されれば、当然、買いたくなる本がたくさん出てくるでしょう。しかし、そうすると自分の興味を深めていくだけで自分の興味の外側の知識が入ってこないような気がするのです。
ブログのタイトルにもあるように自分の興味(自分のアンテナ)の外側からも情報を集めることでひらめきが起こると思っています。
いずれにしてもどうしても読みたい本があって、Apple BooksになければKindle、koboで購入、日々のウインドウショッピングはApple Booksというような感じで使い分けているような状況です。
音楽でもそうですが、ひとつの電子書籍リーダーで複数のストアから買った本が読めるようになれば1番いいんですけどね。
iPhone、iPadをご使用中の方はぜひ改めてApple Booksを見てみてください。
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