読書記録をショートカット(旧Workflow)とIFTTTを使ってGoogleスプレッドシートに自動で記録していく方法
最近はIoTという言葉も出てきている通り、身の回りのことを簡単に記録できるようになりました。
UPなどのウェアラブルガジェットを使ったり、iPhone単独でも歩数など測れますし、アプリを使えば、いろいろなことを記録できます。
データの収集がとても簡単になり、今後はそのデータをどのように加工するのかというところが大事なのかなと思っています。UPを使ってた時に思いましたが、データを記録するだけでその内容を分析して行動を変えていかなければ何の意味もありません。
記録したデータを行動を変えるためのデータに変えていく第一歩としてGoogleスプレッドシートを活用するのが今のところ良い方法なのではないかと思っています。
Workflow(現在は”ショートカット”)をいじってたら閃いた
もともとビジネス書を多く読んでいたのですが、どのくらいの期間にどのくらいの本を読んだのか記録したいと思い、アプリを使って読書記録を取っていました。
まずは記録できればよかったのでいろいろと試した中でビブリアというアプリを使って記録していました。
ただ、冒頭で書いたようにデータを活用する必要を感じていたので何かいい方法はないかなぁとも考えていました。
そんな時にWorkflowというアプリをApp Storeで発見し、「これはすごいアプリなんじゃないか」という感覚があり、いろいろと試してみたところビブリアに記録していた内容をGoogleスプレッドシートに記録できるんじゃないかと閃いたわけです。
ビブリアはそのアプリ内で完結してしまいますが、Googleスプレッドシートは自分でそのデータを加工できますし、ブログへの共有などほかにもいろいろできます。読んだ本をデータベース化しておくと今後面白いことができるかもしれないという予感もあったのでGoogleスプレッドシートへ記録することは大きな可能性を秘めているような気がしました。
ビブリアのデータをWorkflow(現ショートカット)に送り、Workflowでデータを加工
ビブリアからは以下のようなデータを共有することができます。
内容はちょっと乏しいですね・・・・。
この共有ボタンをトリガーとしてWorkflowを起動することができます。この機能を使ってWorkflowにこの共有データを送ります。
次にWorkflow側の設定ですが、以下のようなものを作りました。
Workflow|ビブリアのデータをGoogleスプレッドシートに送る
2020/07/31追記
Workflowがアップルに買収された関係で現在は「ショートカット」というアプリになっています。
「ショートカット」ではIFTTTと連携ができなくなっているので、以下の方法を応用する必要があります。
ポイントとしてはこのWorkflowのタイプを「Action Extension」にしないといけません。こうすると他アプリの共有ボタンからWorkflowを起動できます。
流れとしては以下のようになっています。
- ビブリアのデータを丸々Variableにする
- それをスペースで分けて(Split Text)、アマゾンURLと本のタイトルのみ選ぶ(Choose from List)
- 読んだ日を入力する(Date)
- 読んだ本のカテゴリーを自分で決めて(List)、選択する(Choose from List)
- IFTTT を起動してGoogleスプレッドシートに必要情報を入力する。
- ついでにツイッターでもツイートする。
いずれも必要な値は変数(Variable)を作ってそこに入れておいて後から使いやすくしています。
IFTTT側の設定
残りはIFTTT 側の設定です。
トリガーはWorkflowを選びます。この時、どのようなトリガーを使うかを入力する場所がありますが、これはWorkflow側で入力したTrigger Nameが勝手に出てくるはずなのでそれを選びます。
次の動作のTHENの部分はグーグルドライブを選択し、その中の「Add row to spreadsheet」を選びます。
Spreadsheet nameやDrive folder pathなどは自分の好きな名前を入れればいいです。そのようなフォルダやファイルを作っていなくてもなければ勝手に作ってくれます。
これで一連の設定は終わりです。
ビブリアの共有ボタンからWorkflowを起動していろいろと入力していくとGoogleスプレッドシートにそれらの情報が入力されます。
WorkflowとIFTTTの連携でいろんなことができそう!
この二つを連携させたらもっといろいろなことができそうだなぁと思っています。
これらがすごいのは本当に簡単にそれぞれのアプリを自動で起動させ、データを受け渡しできることです。
一から自分で全てをできるようにするにはもっともっと時間がかかり、モノもたくさん準備する必要があるでしょう。
Workflowはアップルに買収されましたので今後、できることが増えていきそうです。Homekitと連携させて家のいろんなものとサードパーティのアプリを連携させるということを考えているんでしょうかね。(その影響か今は無料です!ちょっと損した気分・・・)
いずれにしてもほかにもいろいろ自動化させていきたいと思います。
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