すごく簡単!LiDARセンサーを使った家具の寸法の計り方
LiDARといえば2020年発売のiPad ProとiPhone12Proで搭載されている距離を測るためのセンサーです。
このLiDARセンサーがわかりやすく使えるのが「計測」アプリなんですけど、いまいちその力がわからなかったんですよね。
ですが、あることをきっかけに実際に使ってみたらすごく便利だと言うことがわかりました!
そこで今回はLiDARが便利なものだと思った話をご紹介したいと思います。
部屋を片付けたい
今は賃貸のアパートに住んでいるんですけど、私の作業スペースにしている場所の荷物が増えて散らかってしまうようになりました。
最近はギター関係の機材に加え、アクセサリー作りの工具類、さらに靴磨き用品などとにかくものが増えています。
あまりに散らかっていると道具を使いにくいですし、5Sに関する記事も書いている反面、こういう状態でいるわけにはいかないなと思ったんですよね。
物が増えてしまって、どれも必要なものだと思ったので、収納スペースを増やすしかないなと。
なので棚か何かをこうかなぁと思ったのですが、収納スペースを増やすにしても、どのくらいのスペースがあるのか、そこにどのようなサイズの家具を置くことができるのか、それを調べないといけません。
寸法を測ろうにも散らかっているものを片付けないといけませんのでこれまためんどくさいw
そこで使おうと思ったのがiOSの純正アプリ「計測」です。
LiDARとは
私はiPad Pro2020を持っているのですが、このiPadから搭載されたのがLiDARというセンサーです。
簡単に説明するとモノとの距離を正確に測ることができるセンサーです。
iPadなどに搭載され始めた理由はAR開発にとても役に立つからということなのですが、詳しいことはこちらの記事にまとめていますのでご興味があればぜひご覧ください。
LiDAR搭載なら寸法測定がすごく簡単!
LiDAR搭載されているといろいろな物や距離を測定することができるようになります。
LiDARが搭載されていないiPhone、iPadでも「計測」は使えますが、操作が結構難しいです。
測りたい場所に正確に点を打てないことがあったり、「ゆっくり動かしてください」みたいな指示が延々と出て計測できないということがあります。
しかし、LiDARが搭載されているとそういう煩わしさがなく、すぐに測りたい場所を測定できます。
計測アプリの使い方
基本は測りたい場所の両端でタップ
使い方はとても簡単です。
「計測」を起動して、長さを測りたい部分をカメラに写して測りたい場所2点をタップしていくだけ。
ARの凄いところは計測したデータは削除するまでその画面に表示され続けることです。
なので、測定したいスペースの縦横高さの長さを全て測定したら、そのまま写真を撮影することができます。
この記事に掲載している写真もそのように撮影したものです。
寸法だけではなく、その回しの実際の風景を一緒に見ながら家具を選ぶことができるので失敗を少なくすることができると思います。
ガイドが自動で表示される
さらに、これが1番便利な機能なのですが、LiDAR搭載端末で「計測」を使用するとガイドラインが自動で表示されます。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、この写真内の薄く黄色い直線がそのガイドラインです。
この状態でスタートの点を打ち、ガイドラインに沿ってiPad、iPhoneを動かし、目的の場所で再度点を打つと、地面からの垂直距離を測ることができます。
そのガイドにしっかりとスナップしてくれるのでガイドから外れることもありません。
この機能のおかげである程度信頼できるデータを測定できるようになったと感じます。
このLiDARの機能を使うと、カメラに収めることができる場所は長さを測定できるので片付けをしなくていいですw
家具やスペースの寸法を測定するためにものを動かさないといけないとなるとめんどくさいですよね。
ちなみにLiDARで各種寸法を測定した上で購入した棚を導入した後はこんな感じになりました。ニトリで買いました。
さて、いかがでしたでしょうか。
引っ越しシーズンや気分転換で新しい家具を購入しようとお考えでLiDARを搭載したiPad、iPhoneをお持ちの方はぜひ試してみていただきたいと思います。
皆さんのご参考になれば幸いです。
冒頭でアクセサリー作りの工具のことを書きましたが、iPadがあるとアクセサリーも作れちゃいます。iPadユーザーの方でご興味があればぜひこちらの記事もご覧ください。
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