【書評】アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法

これからの時代、右脳的な思考が今以上に必要なのかなぁと思っています。

そういう想いでこの本を読んでみました。

現代アートとはなんなのか、その考え方がビジネスにどのように活かせるのか、そんな内容です。

確かに必要な思考方法だと思いましたが、現代アートに関してはそれほど興味がでなかったなぁという感想です。

現代アート的思考

現代アートというと斬新すぎて意味がわからないという印象を持っています。

本書の中でもそういう印象を持たれていることは認めていて、だからこそ現代アートが現代のビジネスマンに必要だと言っています。

なぜなら現代アートはこれまでになかった新しい視点を提供しているからです。

本書の中で言うアート思考とは物事をゼロベースで捉え直し、新しい視点を見つけ出すこと、と私は理解しました。

物事をゼロベースで捉え直すという行為は現代アートが得意な分野でそういう思考法を鍛えるために現代アート、芸術を活用しましょうということが本書の主張かなぁと思います。

アーティストとは新しい視点を示す人

アーティストとはどういう人か。本書では新しい視点を示す人と言っています。

現代アートはなかなかよくわからないものが多いと言いましたが、これもそのアーティストがその人なりに新しい視点で物事を捉え直した結果だと言うのです。

確かに普通に考えたらそういう発想はでてこないだろうと思います。

ピカソなんか特にそうだと思います。真似しようと思っても真似できません。どういう風に捉えたらあのような絵になるのでしょうか。

ただ、わからないものを自分なりに理解しようとすること。

この作品は何を問うているのか、なぜこうなったのか、それを問いかけて自分なりに理解していくプロセスが現代アートの楽しみ方であり、面白さだそうです。

また、そう言ったプロセスを通して新しい視点を手に入れる力を養えると言います。

そういう人たちが作った作品を通してこの人はどういう視点で物事を捉えたのかを考えることでアート思考を鍛えられるということですね。

感情が揺さぶられるかどうかでは?

確かにそういった視点はとても大切だと思います。

あたらしい視点で社会を見たときに新しいビジネスが生まれるのだろうなぁと素人ながら考えています。

なのでアート思考は鍛える必要があるなぁと強く感じました。

ただ、現代アートの楽しみ方についてはあまり納得しなかったというか、なるほど!面白そう!とはならなかったです。

芸術って心が揺さぶられるかどうかかなぁと思うんですよね。

揺さぶられたものを「なんでこうなったんだろう」って考えるのは楽しいと思いますけど、特に惹かれないものになんでだろうって考えるのはけっこう苦痛です。

私の場合は音楽だと心揺さぶられてなんでこうなるんだ?と思うことが多く、もっと調べてみたいと思います。

本の書き方が、アート思考を鍛えるために現代アートに触れてみてと書いている印象を受けたんですけど、そこには同意できませんでした。

しかし、物事の本質をどのように捉えるのか、その方法と実践練習として芸術を活用するという考え方はこれから活用していきたいなぁと思いました。

美術館に行く機会があれば・・・。

具体的に作品を挙げて、その作品の捉え方を具体例として挙げてくれたりするともっとわかりやすいのになぁと思いました。

現代アートにもともと興味があるという方であればこの本を読めるのかなぁと思いますが、絵画にそれほど興味がない私はエキサイティングして読むという風にはならなかったです。

前述のようにすぐに現代アートを見に行きたい!とはなりませんでしたが、もし誰かに美術館に行こうとか旅行先で美術館があったりしたら行ってみて、作品が何を問うているのか考えてみたいと思います。

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