アドラーよりフランクルの方が今の自分に必要な気がする。

アドラーが嫌われない勇気でとても有名になりましたが、フランクルという心理学者の心理療法はアドラーよりも私が求めていたものに近い気がします。

自分は何をするために生きてるんだろう。

生きる意味とはなんだろう。

私は一生を捧げたくなる仕事、天職ってどうすれば見つかるんだろうと思っていますが、これもある意味生きる意味を探しているとも言えると思います。

ブラック企業に勤めていても

今回ご紹介する本のタイトルを見たとき、内容を特に確認せずに、購入しました。

今回ご紹介する「」はあるブラック企業に勤める主人公がフランクル心理学を教える小さなおじさんと出会い、生きる意味を考え、ブラック企業の中でも自分の環境を変えていき、最終的に生きる意味を見つけ、イキイキと生きていくという物語になっています。

この本を読んで初めてフランクルという心理学者を知りましたが、このフランクルが提唱した「ロゴセラピー」という心理療法は生きる意味を発見する手助けしてくれるものだそうです。

また、この方は第2次大戦中にユダヤ人であったためナチスに捕まり、強制収容所に収容され、卑劣な環境で生きてきた方だそうです。

この強制収容所をかろうじて生き残り、書いた「夜と霧」という収容所での生活を描いた本が大ベストセラーになったということでも有名だそうです。

この収容所での生活のなかでも生きる意味を見出し生きてきたフランクルの人生にならってブラック企業で勤めるキャラクターを主人公にしたのでしょう。

フランクル心理学とは

フランクル心理学をまだ自分の中で整理できておらず、うまくまとめて説明できないので本文のなかで心に残った部分をまとめて書いてみようと思います。

“どれだけ目の前の仕事にベストを尽くしているのか、「無我夢中の境地」、「ただ、それだけ」の気持ちで取り組むと集中して結果を残せるし、誰かに対して価値を創造できる。”

“人生から問われていてそれに答えていく。そうすると目の前の仕事に集中できて生きる意味を発見できる。”

“「なんで自分がこんな目に?」と考えるのではなく、「人生は自分に何を期待しているのか」と考える。”

“もし与えられた仕事が目の前にあるならば、それがどのようなものであっても、まず、一生懸命、無我夢中でやってみる。”

“「なんで僕が」「なぜ私が」と自分のことを自分に問うのはほどほどにして、過度の自己反省はやめて、それが宿命だと思って我を忘れて打ち込んでみる。”

“そうすると不安や虚しさは消え去り、自己実現につながり、人間としての成長となる。”

“生きるとは人生の問いに答えていくこと。その問いに逃げずに無我夢中になって答えていくことで、人生を意味あるものにできる。”

主人公の変化のきっかけ

前述のように主人公は大手のアパレル企業のショップ店長をしており、この企業がかなりブラックという設定。

勤務時間もそうですが、上司がかなりのパワハラをしてきます。

売り上げ目標を達成できないと人格否定までしてくるこの上司に何も言い返せず、「こんなことやってて意味あるのか」と悩む日々を送っています。

ある日、あるお客さんがセール中の服の別サイズがないか尋ねます。その店には在庫がなく、別店舗にはあるということで主人公がその別店舗まで取りに行きます。

別店舗に行くとパワハラ上司が待っていて、色々といびってきます。

その時に主人公はあろうことか「そのシャツよこせよ」と言って飛びかかるのです。

ここから主人公は変わり始めるのですが、なぜ飛びかかることができたのか、小さなおじさんとの会話から上記のような「無我夢中の境地」「人生の問いに答えていく」という考え方を理解し、意味のある充実した人生を獲得して行くのです。

私の仕事はそこまでブラックではない(自分の裁量もそれなりのあるのでそう感じていないのかも)ですが、それでも「なんでおれがそこまでやらないといけないんだ」「それ、おれの仕事か?」と思ってしまうことが多いです。

日々の仕事に追われているとただこなすだけになり、やりがいや働く意味みたいなものを考えなくなってきます。むしろ考えないようにする事で仕事をこなせているのかもしれません。

ある人から見たら充実した華々しい人生を歩んでいるように見えるかもしれませんが、私はそれほどの充実感を感じていません。

この状況が人生からの問いだとしたら人生は何を問うているのでしょうか。人生は私に何を期待しているのでしょうか。

正直まだ、明確に答えられないですが、そう考えると今の状況が未来につながる何か意味があることのように思えてきます。

これが意味のある人生ということなのでしょうか。なんともうまく言葉にできないのですが、そういう気がしています。

私も主人公のように大きな何かに立ち向かい、乗り越え、より充実した人生を見つけられる時がくるのかもしれません。

いずれにしても何かこれまでになかった視点が手に入り、視野が広がったような気がしたのでもっとフランクル心理学について勉強していきたいと思います。

わたしにとっての小さなおじさんが目の前に現れたのかもしれません。ちょっとくさいですかねw

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