RADWINPS「グランドエスケープ」コード分析

音楽Eメジャー,RADWINPS,コード分析

音源

キー

Eメジャー

構成音

E F# G# A B C# D#

ダイアトニックコード

E F#m G#m A B C#m D#m♭5

コード進行

Aメロ

| E F#m11 | E/G# | Aadd9 B7(11) | E |

ベースだけ追うとE→F#→G#→A→B→Eとなり、そのままダイアトニックコードを当てはめると前半2小節(空飛ぶ羽根と引き換えに♪のところ)が曲に合わない感じになる。

2番目のコードはダイアトニックコードF#mに7thと11thを加えたF#m11(F#, A, C#, E, B)。

F#m11 Chord

3番目のコードはEの転回型のE/G#(EonGとも言う。ただ、この言い方は日本では主流で世界的にはスラッシュを使って表記するらしいのでスラッシュで表記することにした。)

E/G# Chord

Eの構成音はE, G#, Bでメジャー3rdのG#をベースに転回させたもの。

このメジャー3rdを転回させたコードはメジャーキーではⅢrdやⅦthのコードとよく置き換えられ、バラードなんかでは本当によく使われるものらしい。

曲に合わない感じの時は代理コードかテンションコードを使うということ。

4番目のコードはダイアトニックコードのAに9thの音を加えたもの。7thが入っていればA9と表記する。

構成音はA(1), C#(3), E(5), B(9)。とても明るい響きで普通のメジャーコードと置き換えることが可能。

Bメロ

|G#m | A | B | C#m|

Ⅲm→Ⅳ→Ⅴ→Ⅵm(トニック→サブドミナント→ドミナント→トニック)という流れ。1音ずつ上がっていることで盛り上がりを演出?

Cメロ

|C#m | A | E | E|

|C#m | A | B | B|

始めの4小節はトニック→サブドミナント→トニック→トニックという流れトニックで終わっているので“収まった”感じがある。

次の4小節はトニック→サブドミナント→ドミナント→ドミナントとなっていて不安定なドミナントを持ってくることでサビへのつながり、盛り上がりを演出している?

ぜひブログをフォローしてください。