エレキミニギター「VOX SDC-1 mini」レビュー

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小さくて可愛い!!

ギターの練習というか音楽理論の勉強をしているのですが、なかなか時間が取れず、進まないんですよね。

今の生活の中で時間を取りやすいところはないかなぁと考えたところ、車の中だ!と閃いたんです。

でも車の中でギターを弾くのは狭すぎると思ったので「じゃあミニギター買えばいいや!!」とまたまた閃きましたw

と、いうことで車の中での練習用に購入したミニギター「VOX SDC-1 mini」のご紹介をしたいと思います。

ミニギターをネットで調べると色々と不安になってしまうことが多かったので、私が感じていた不安点を払拭できるような情報を載せておこうと思います。

基本スペック

VOXといえばアンプのイメージがあります。

そのVOXからギターをもっと身近に、どこでも手軽に弾けるようにというコンセプトで作られたのがこの「SDC-1 mini」です。

材質などネット上に上がっている基本情報はこちらになります。

ボディ

ポプラ

ネック

メイプル
スケール: 479mm (18 3/4″) 19フレット
フレット:ミディアム・ジャンボ・フレット
フィンガーボード:パープルハート
ナット幅:42mm (1.654″)

ピックアップ

ミニ・ハンバッキングピックアップ ×1

コントロール

1ボリューム、1トーン

付属品

ネック調整用レンチ×1
ギグ・バッグ×1

カラー・バリエーション

ブラック、レッド、ホワイト

私はホワイトを購入。

大きさ、立った時のバランス

ミニギターと言っても色々なメーカーから発売されていて、それぞれ大きさが違うようです。

私は車の中での練習を想定していたのでとにかく小さいものを探していました。

見てきたものの中で1番小さかったのが「VOX SDC-1 mini」だったのでこれを購入したのですが、そのスケール(ナットからブリッジまでの距離)は479mmです。

フェンダーストラトキャスターでは647.7mm、ギブソンレスポールでは628.65mmとのことですので150mmから200mmほどの差があります。写真で見るとかなり小さく見えますね。

ストラップをつけて立って構えた時ですが、若干ヘッド側に傾きそうに感じるような重量バランスです。

ストラップの材質によってはヘッドがどんどん下に行ってしまうような感じになるかもしれません。

しかし、座って弾く分にはそれほど気にならないですし、私の目的から考えたら問題になりません。

フレット

フレットは19フレットでそれぞれの幅も小さいです。

ローポジションでは問題なくコードを押さえられますが、ハイポジションでは厳しいですね。

9フレットよりも上側でコードを押さえるのはパワーコードでさえも結構難しいです。

弦高

購入した状態での弦高は2mmから3mmほどです。

ビビったりはないですが、場所によって鳴りが違うと感じる場所があったりしますが、まぁ練習用であれば問題ないですかね。

チューニング

スケールが短いと弦のテンションが弱くてもレギュラーチューニングの音の高さを出せるのでチューニングが安定しなかったり、レギュラーチューニングよりも高さを上げて対応するなども必要なようですが、このSDC-1 miniはレギュラーチューニングに対応しています。

これまで3時間ほど連続で弾きましたが、その間にチューニングが狂うということはなかったですし、次の日にチューニングしたら若干音が変わっていましたが、ギター弾き始める時は毎回チューニングすると思うのでそれほど気にしなくていいかなというのが今の感覚です。

ただ、6弦だけはちょっと違和感があります。

強く押しすぎると音が高くなりますが、6弦はかなり変化しやすいのかちょっと音が不安定な感じはします。

まぁそれでもチューニングを毎回しっかりとして、押す力に気をつければ問題ないかなぁという感覚です(こういうもんだと思う)。

音に関してはYouTubeで結構上がっていました。

ホワイトではなくブラックですねw

私自身の演奏は公開には耐えられないのでYouTubeの動画を貼り付けておきますw

こちらの動画ではかなりいい機材を使用されていると思いますし、演奏されている方もかなりうまいので参考にならないかもしれませんが、私が家でLINE6のFIREHAWKというマルチエフェクターからヘッドフォンで聞いた感じだとそんなに悪くないかなと思います。

個人的にはもっとスッキリクリアな感じの音の成分があるといいなぁと思ったりもしますが、まぁこの値段でこの音なら全然いいかなぁと思います。

Line6のFirehawkに関してはこちらをご覧ください。

弦のテンション

チューニングのパートでも書きましたが、ミニギターはテンションが弱いということなのですが、「SDC-1 mini」に関していうと押さえていてテンションが弱いなぁとは感じませんでした。

工場出荷時では.012〜.054という太さの弦を使用されているそうなのですが、これはかなり太めの弦になります。

ヘビーゲージの弦を使っているから押さえている感覚が柔らかいとはならないのだと思いますが、これだったら別にテンションが弱いかどうかは別に気にならないと思います。

市販されているセットになっている弦では以下のものが似ているゲージの物になります。

子供用にこのギターの購入を検討されている方はもしかしたらもう少し細めの弦を選んだ方が押さえやすいかもしれません。

練習用ギターとしては全く問題ない

車の中で練習したいということで購入したミニギター「VOX SDC-1 mini」でしたが、目的を達成するギターでした。

付属のソフトケースもあるので持ち運びもしやすいです。

ミニギター VOX SDC-1 mini 付属のギターケース
付属のギターケース

ギターとして使用に耐えられないということはないですし、自分で調整する知識がないと使いにくいというか書かれているレビューなどもありましたが、このギターに関しては未調整でも気にならないのではないでしょうか。

付属の取扱説明書にも弦に合わせて調整しているということが書かれていますし、初心者の方でも安心して使えるのではないでしょうか。

(私は中級者くらいですかね。20万、30万のギターを普段から使っているような人からしたらもっと粗が見つかるかもしれません。私は10万円くらいのギターを使っています。)

トラベルギターとしても申し分ない

ちなみに車の中で構えるとこんな感じです。

シートベルトの差し込むやつがちょっと干渉しますが、ヘッドが扉にあたらず、その辺は大丈夫でした。

姿勢は若干固定されてしまいますが、1時間くらいは大丈夫でした。

エンジンの音でギターの音が若干かき消される感じがあったので、大勢でギターを聴きたいということだとバッテリー内蔵のアンプなんかもあったほうがいいかもしれませんね。

このギターは練習用として購入しましたが、練習用にこちらのアンプも購入しました。

これほどコスパが良いアンプがあったでしょうか。

車の中でも問題なく使用できて練習環境が数倍も良くなります。

他メーカーのミニギターも比較しています。

ミニギターと言ってもいろいろなメーカーから出ています。

私もこのVOX SDC-1 miniをいろいろと調べた上で購入しました。

選ぶポイントは人によって違うと思いますが、私が調べた情報をこちらの記事にまとめましたので、よろしければご覧ください。

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