トラベラーズノートの色を自分好みにできないか染色してみた。

ファッションカスタマイズ,トラベラーズノート,手帳,染色

もっと鮮やかな青が欲しい!

私が購入したトラベラーズノートはブルーという色です。

ブルーと言いながら暗めの色で緑色とも言えるような色です。

これはこれでいいっちゃいいんですけど、やっぱりもっと青味が強いほうが好みだなぁと思ってました。

サドルソープで洗って色を落として青っぽくならないかとも思っていたのですが、それほど青くなりませんでした。

そうであればもはや色を自分でつけてしまえと思い、レザー用染料で思い切って染色してみました。

これまでサドルソープで3回洗った

少しでもトラベラーズノートの色を薄くするためにこれまでサドルソープというものでトラベラーズノートを洗ってきました。

サドルソープとはレザー用石鹸でかなり強力にレザーを洗うことができます。

トラベラーズノートをサドルソープで洗うと全体的に色が落ちているように見え、革自体もかなりザラザラな感触になります。

こちらの記事はサドルソープで洗った2回目の様子です。

今回も染色の前にもう一度サドルソープで洗いましたが、洗っている最中もかなり青い色が流れていき、乾いた後も白っぽく、色が落ちたような感じになりました。(洗った後の写真を撮り忘れてしまいました・・・。先ほどのリンク先の画像とほぼ同じ感じです。)

レザー用染料を準備

サドルソープで洗った後というのはかなりザラザラな感じになっており、乾いた感じの表面になっています。

なんでも吸ってくれそうな表面なわけですが、ここにレザー用の染料で染色してみようと思ったわけです。

今回は東急ハンズでこちらを購入しました。

トラベラーズノートカスタマイズ 染料
青と紺

せっかくなので2色の染料でグラデーションを作ろうと思い、青と紺を購入しました。

詳しい使い方はわかりませんでしたが、染色堅牢度はむしろ低いほうがいいかなぁとも思い、ただトラベラーズノートに塗ることにしました。

染料を塗っていきます。

今回は筆ではなくタオルを小さく切ったものを使いました。

トラベラーズノートカスタマイズ 染料を塗る
しっかりと手袋をつけて

レザーがあまりにも乾いており、染料がうまく塗れないと思ったのでタオルに水を含ませた上で染料をポンポンとタオルに染み込ませて全体的に塗っていきました。

まず全体に青を塗り、後から紺を周りに塗っていきました。

中央の青と周りの紺の色がグラデーションになるように境目は二つの染料を混ぜてタオルに染み込ませた上で塗ったりしました。

一度塗っては乾かし、色の感じを見ながら色が薄いところ、うまくグラデーションになっていないところに染料を足していきました。

そして最終的に出来上がったのがこちらです。

トラベラーズノートカスタマイズ 染色した後クリーム塗る前
中央は使い込んでエイジングして黒くなっています。

思った以上にいい感じ!

ちゃんとグラデーションになりましたし、複雑に深みのある色合いになったと思います。染色ビフォーアフターはこんな感じです。

仕上げにレザー用クリームを塗布・・・・。そして Σ(゚Д゚;)!

染色後に乾いてから仕上げにレザー用のクリームを塗りました。

流石にカサカサだったので塗ったほうが良いと思いましたし、色もなじむかなぁと思ったのです・・・。

先ほどのリンク先に2種類のクリームを塗った時の違いを紹介していますが、前回とは異なり、より自然な風合いになるモウブレイデリケートクリームを塗りました。

そして塗り終わったものがこちら。

トラベラーズノートカスタマイズ 染色後クリーム塗布後
メリハリなくなった

えー、メリハリがなくなりましたw

グラデーションが目立たなくなってしまいましたね。

一応、クリームを塗る前後で並べるとこうなります。

ちょっと色がくすんだんですかね。

写真なので色に違いが少し目立ったような感じになっていますが、肉眼では元々のサドルソープで洗う前のものとあまり変わらない印象です・・・・。

まぁ、結論は、すでに色が付いているものの上から違う色をのせるのはかなり難しいということですねw

しかも元々が濃い色ですし。

トラベラーズノートのキャメルであればもっと発色がいいのかもしれません。

今後もし自分好みの色のトラベラーズノートをDIYしようと考えている方がいらっしゃったら、キャメルを使うか、ヌメ革など、色のついていないレザーを買って、トラベラーズノートと同じような形に加工するかしたほうが良いと思いますw

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