【Shapr3Dの使い方】ギターを指輪にする2

アクセサリーデザインShapr3D,ギター,指輪

iPad用3Dモデリングアプリ「Shapr3D」でアクセサリーを作る過程をご紹介しているこのシリーズ。

今回はギターを指輪にする方法です。

これまでにもう一つ別バージョンをご紹介していますが、今回は、ぐるっとさらに1周するタイプの指輪です。

おさらい

これまでギターをモチーフにしたアクセサリーをいくつかご紹介してきましたが、今回はそれらを利用することで作成しています。

まだそれらの記事をご覧になっていない方はまずこちらをご覧ください。

また、今回のようにぐるっとリングを1回転させた位置にヘッドを持ってくるもの以外にストレートに配置したギターの指輪も作成しています。

もしよろしければこちらもご覧ください。

スケッチを準備

まずはギターのスケッチを用意します。今回はフライングVを指輪にしようと思います。

前回作成したプロジェクトを複製し、いらないものを削除しました。

Shapr3Dでギターを指輪にする。スケッチを準備する1
実際にギターをトレースして作成したスケッチ

さらに今回はネック部分のスケッチも必要ないのでそういった不要部分も削除します。

Shapr3Dでギターを指輪にする。スケッチを準備する2
今回はネック部分は不要なので削除する。

リング部分を“旋回“で作る

次にリング本体を作成します。

今回は22号(=内径20mm)の指輪を作成しようと思います。(私の人差し指サイズ)

基本的な指輪の厚さは2mmとし、幅はギターに合わせようと思いますが、この時点ではどのくらいの幅になるのかわからないので適当に2mmで作っておきます。

Shapr3Dでギターを指輪にする。指輪部分を作る1
後で幅を調整しますが、2mm×2mmの正方形でリングを作ります。

リングをX軸を軸に”旋回”を使って作成していきますが、そのために先程の正方形のスケッチを内径20mmになるように移動させておきます。

その上でツールの中の”旋回”を選択して、正方形を選択後、X軸を選択します。

今回は拗らせたようなリングにしますので10mmほど位置をずらします。

Shapr3Dでギターを指輪にする。指輪部分を作る2
10mmずらします。

Shap3Dでリングを作成する方法はいくつかありますが、今回はこのような位置をずらしたリングにしたかったので”旋回”を使っています。

Shapr3Dでリングを作る場合の基本をこちらの記事にまとめておりますので、合わせてご覧ください。

スケッチの角度を調整

これでリング部分を作成できました。

この状態でギターのスケッチを立体化させてもいいのですが、そうやってリングとギターをくっつけると角度が歪な感じになってしまいます。

Y軸に対するリング本体の角度とギターの角度が異なるためにこのように見えてしまうのでギターもリングと同じ角度にする必要があります。

リングの長い方向のエッジを一つ選択するとそのエッジの長さが分かりますが、要はその長さが斜辺、ずらした10mmという長さが高さとなる直角三角形の鋭角の角度の分だけY軸に対して傾いていると考えることができます。

あとは三角関数を使えば計算できますが、こちらのサイトを使うととても計算しやすいです。

Shapr3Dでギターを指輪にする。ねじる角度を計算2
計算した角度だけスケッチを回転。画像は7.490°とありますが、正しくは7.56°です。

これで歪な形にはなりません。ここで後の作業を簡単にするためにリングの面と水平になるように以下のような直線を書いておきます。

Shapr3Dでギターを指輪にする。スケッチを調整
あとでアライメントしやすいように線を足します。

ガイドが表示されるので簡単に書くことができます。

プロジェクトしてギター本体を作る

これでギターのスケッチを準備できたので”プロジェクト”を使ってギターを立体にします。

ギターはボディよりもネックが上に張り出すような形になっており、リングの厚さは2mmとしていたのでギターのボディは1.7mmの厚さにしました。

ヘッドはリングと同じ厚さにしたほうがいいと思うので2mmの厚さにしています。

Shapr3Dでギターを指輪にする。プロジェクトでスケッチを投影
“プロジェクト”でスケッチを投影します。
Shapr3Dでギターを指輪にする。プロジェクトでスケッチを投影2
投影したスケッチの外側をオフセットしてギターの形を作る

“アライメント”でパーツをくっつける

これで必要なパーツが揃いました。

Shapr3Dでギターを指輪にする。リングの太さを調整1
ギターのボディのリングが接する部分の横幅を確認

次にパーツをくっつけていきますが、リングの太さがギターに合わないので本体の接する部分の長さを確認した上でリングの幅を調整します。

Shapr3Dでギターを指輪にする。リングの太さを調整2
側面を選択して表示される矢印をApple Pencilでスライドすると幅を変更できる

次に繋げるべきところを繋げます。

こういう操作をするときは”アライメント”という機能を使うと便利です。

Shapr3Dでギターを指輪にする。アライメントでパーツをくっつける
“アライメント”でボディとリングとヘッドをくっつけます。

ピックアップなど面を”オフセット”

これで基本的な形はできました。

あとはピックアップなどのギターらしいパーツをつくります。

これらはスケッチとして書いてあり、すでにプロジェクトしてあるので面を選択してオフセットします。

Shapr3Dでギターを指輪にする。ピックアップなどのパーツを作る
プロジェクトしていたスケッチのピックアップなどの部分を押し出す

完成!ARでプレビュー

これで完成です。

最後にShap3Dの素晴らしい機能の一つ、ARでプレビューして大きさを確認します。

3D CAD上で見ていると実際の大きさを想像しにくいですが、このAR機能を使うとイメージしやすいです。

Shapr3Dでギターを指輪にする。ARでプレビュー
ARで完成したものをプレビュー

実際のモデリング風景の動画も公開しています。

いかがだったでしょうか。

文章だけではわかりにくいと思ったので実際のモデリング作業の動画も作りましたので合わせてご覧頂くとよりわかりやすいかと思います。

3DCADの設計から表面加工まで

このブログでは iPadの3DCADアプリであるShapr3Dを使ったアクセサリーの3Dモデルの作り方の情報や金属の表面をピカピカにするなど表面加工に関する情報を発信しています。

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動画内でねじる角度を計算していますが、これ、間違っています。すいません。

正しくは先程も書きましたように斜辺がリングに相当します。

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